F1日記2009 総まとめ

なんかろくに日記書かないうちにF1も終わってしまいましたが、まとめ。

  • ベッテルがチャンピオンにならなかったので悔しい。来年取らないと最年少チャンピオン記録が塗り替えられないので困る・・・。
  • バトンは一貫性があったので、今年のチャンピオンには相応しい。残念ながら*1
  • バトンが道端ジェシカと結婚するつもりが無いのは理解した。
  • 小林可夢偉は歴代日本人F1ドライバーで最速のような気がする。ロータスでよいので来年も乗って欲しい。
  • トヨタが撤退するのはわかりきっていた。しかしコスト制限に対するFOTAの反対運動は、何となくトヨタをハメて追い出すためにあったような気がしなくもない。BMWが撤退するのは予想外だったかも。
  • 色々あったがアロンソにはフェラーリでも頑張って欲しい。



2009/12/26 追記

あと、小林可夢偉の件は純粋にめでたいです。ペーター・ザウバーのお眼鏡にかなったっていうのは良いですね。

*1:なんかこのブログで書くまでもないようですが

F1日記2009 前半戦まとめ

今シーズン、昨シーズンまでの序列がグジャグジャになって、ある意味面白いですね。最近ようやく自力のあるチームが上がってきましたが・・・。
以下気づいたこと。

  • バトンが案外まともなドライバーだった トルコまでは完璧といっても良いでしょう。あらゆるコースで速かった。驚きました。マシンのアドバンテージが相当あったのは確かですが、バリチェロは結局勝ってないですから・・・。ここ数戦のマシンの調子を見る限り、もうブラウンGPが勝つことはないような気がする*1ので、これからは、ダメなマシンでどれだけ頑張れるかという、一流ドライバーに一番要求される部分での勝負になりそうです。昨年まではその点全くダメでしたけど、今年は流石にモチベーションが違うでしょう。

あれ、あとはあまり特筆すべき点がない・・・。ベッテルにチャンピオンになって欲しい*2し、ドイツとハンガリーあたりでは、レッドブルブラウンGPの間に他チームが一杯入るって言う虫の良いことを想像していたので、実際今年にもなれると思っていましたが・・・。マクラーレンフェラーリ、さらにルノーが復調してきているので、今後は案外、ポイント稼げないかもしれないですね。おかげで、逆に鈴鹿あたりには相当面白いことになってそうです。
しかし、ある程度想像されたこととはいえ、BMWの撤退には驚きました。FIAなんかに唐突に強制されるのはご免でも、実際、極端なコスト制限は必要だったって事なんでしょうか。レギュレーションに縛り過ぎられて技術的に魅力が無くなってるのは確かでしょうが、今撤退しているチームは、単純に金がかかりすぎて嫌なだけな気もします。そういう意味で、技術的にやれることは増えるけどコストの制限はつくFIA案のバジェットキャップは、話としては筋が通っていたと思うのですが、そんなにいきなり雇用減らせないって話と、結局はFIAへのアレルギーなんでしょう、単純に。

*1:資金面でアップグレードがまともに入らないのはさることながら、今まで初戦から通して使っているシャシーがへたってきているらしい

*2:ウェバーでも良いんですけど、なるべく若いうちにベッテルになって欲しいなあ・・・

Leading Scientists of the Worldという詐欺

International Biographical Centre, Cambridge, England(IBC, ケンブリッジ国際伝記センター)から、Leading Scientists of the World 2009に選ばれたっていう手紙が来ました。$155出すと証明書をくれるそうです。

有り体に言うと、詐欺*1なわけなんですが、きちんと活動している研究者なら引っかかりかねないという上手さがあって、少し恐ろしい詐欺です。
支払いが必要なのはともかくとしても、自分の場合は以下の理由で100%詐欺なのが分かっているのですけれど。

  • 手紙に選考理由がない 誰にでも送れるでしょう。
  • 自分には研究実績が全くない 一番の理由ですね。しかも今は大学のような研究施設にはいないですし。
  • 自宅住所に送ってきた 曲がりなりにも大学で研究していた頃は研究室のアドレス使っているわけなので、そっちに送ってくるはず。
  • 自分の自宅住所が書いてある、誰でもアクセスできるデータベースに思い当たる節がある 昔、誰でも登録できる、とある学会のデータベースに登録したのですが、そのデータベースには誰でもアクセスできるようになっています。そして、"Japan"で絞り込み検索すると、なぜか自分が一番最初に・・・*2

というわけで、自分のところに送ってしまった背景が浮かび上がり、何の選考もせずにデータベースやリストを閲覧して、何となく送っているだけということが明らかになりました。
そして、最初にも書いたのですが、この商売が上手い点。
自分の場合は上記の理由で無差別的な詐欺だというのが一発で分かるのですが、これがそれなりに実績を上げている研究者のもとに、普段通っている研究所宛で届いたらどうでしょうか?
気づく人ならもちろん気づくでしょうが、疑うことを知らない人なら、実績が認められたと思うかもしれません。「ああ、分かる人は分かってくれてる」。その上で$155程度の端金なら喜んで払うかもしれません。
そして、一回証明書を受領すると、カモと言わんばかりに、次の賞に選考されたりします。当然証明書は有料です・・・。
金を支払う必要がある時点で分かるだろう人には書くまでもないことですし、引っかかる人は引っかかりますし、霊感商法で壺買って幸せそうな人へのアドバイス並に無粋な行為だと思いますし、更に、こんなブログに書いても知り合いすら見てないでしょうが・・・。しかし、IBCの賞を経歴に載せる人がたまにいたりして、実は栄誉なのでは?って迷っているひとが、たまたま見たときの道標として書いておきます。
最後に。素でだまされてこれを貰う人も居るみたいですが、分かっていながらこういうの貰っておいて、素人をだますために積極的に利用する人も居るみたいですね。



以下はここより参考になるブログのエントリです。
http://d.hatena.ne.jp/nofrills/20080606/p7
http://blackshadow.seesaa.net/article/99666042.html
http://theorist.blog6.fc2.com/blog-entry-137.html

*1:金払えば証明書はくれるので、詐欺ではなく、霊感商法や画売りに近い商売

*2:なぜかじゃなくて、アルファベット順だからなんですけど

Finepix F200EXRとFinepix F700

Finepix F200EXRを買いました。自分にとってはF700以来のデジカメです*1
少しだけ撮り比べてみたんですが、さすがに最新のデジカメ、F200EXRは色々良い!ただ、F700もなかなか良かったなというのも改めて感じています。
まともに比較できる条件で撮っていないので、サンプルは載せませんが、今のところ、F200EXRはF700に比べて感覚的にどうかという話。当たり前すぎる部分もあってつまらないかも。

  • 色収差が少ない 実は一番びっくりしたのがここ。F700はパープルフリンジが結構派手に出てました。
  • 低ノイズ DR優先モードでもF200EXRの方が低ノイズに感じます。さすがに5年分の差があるのか。
  • 高解像度 DR優先モードの600万画素相当で使うだけでも、F700の倍あるし、これは当たり前。
  • DR拡張はある程度満足 何も考えないモード、F200EXR EXRAutoモードとF700 Auto JPEG出力では比較にならないほどF200EXRが良い*2。DR拡張もオートで適切に働きます。ただ、F700のRaw出力をいじると、相当粘るF200EXR DR800%よりさらに粘っているように見える絵を出す事は可能だと思います*3。明るい場所で目立つパープルフリンジの事を考えると、F200EXRの絵をレタッチした方が*4素直な絵になると思われますが。

F200EXRにRaw出力がついてれば・・・というのは大いにあります。でも、何も考えずに、気軽に撮ってもしっかり情報量が残るって言う部分では満足です。
お気軽に撮ることに関連して数点。EXRAutoは万能ですが、暗めのところだと夜景モードに判定されて、簡単にISO1600に上げるのだけはちょっと・・・*5。買って一枚目に撮ったのがそうなったので、少し腰が抜けました。他のモード使えばいいのですが。あとAFも少し弱いかもしれません。



そういえば、業務のため、会社でパナソニックDMC-LX3を買って使っているのですが、あれは本当に良いですね。明るいレンズでフラッシュなしでもブレずに撮れる機会が多く、レンズ自体歪曲が少なく、MFも使え、まともな絞りもついており、操作性もそれなりに良い。風景などはともかく、インドアで物を撮るには最高です。
しかしながら、なんだかんだでサイズが大きく、スーツのポケットに入れる気にならない*6ところや、ズームが60mm相当までしかないところ*7など、個人で適当に使うにはちょっと・・・という感じで*8、改めてF200のバランスの良さを感じました。両方とも良いデジカメだと思いますが、ジャンルが違いますね、結局のところ。

*1:F200EXRはハニカムEXR、F700はハニカムIV SRで、どちらもダイナミックレンジが売りですね

*2:元々F700のJPEG出力ではあんまりDR広がらないから、結構平気で飛びますし

*3:この売りは永遠かも

*4:少しでも階調が残っていて、完全に飛んでいる部分がなければ

*5:いくら低ノイズとは言っても、さすがに荒れる上、ISO400や800で撮れるシチュエーションなら当然そっちを使いたい

*6:レンズの出っ張りが意外に気になる

*7:しかし、後継機種で無理矢理ズーム領域まで伸ばして、レンズが暗くなったり、像がゆがんだりするようなことはして欲しくない!

*8:借りて結婚式に持って行ったら少し歯がゆい事が色々あった

Googleツールバー5に勝手にバージョンアップされるのを防ぐ(根治対策)

注意! 一番下にVer.6に関する追記があります
自分はGoogleツールバーを好んで使っていますが、それはあまり考えずに以下の機能がついてくるからです。むしろこの二つの機能のためだけに入れています。使っている人には言うまでもない事ですが、一応説明も(下はVer.4の画像)。

  • キーワード検索 検索ボックス内に入力したキーワードが即座にツールバー上にボタンとして表示され、そのボタンを押すだけでページ内検索が出来る。
  • "上へ"ボタン 現在表示されているURLの上の階層に移動できる

ところが、今日勝手にアップグレード*1されたGoogleツールバー5では、キーワード検索の操作性がとてつもなく悪くなりました。機能として残ってはいますが、操作が煩雑になり*2、Web検索で入力したキーワードをワンアクションでページ内検索することは出来ません。
自分にとっては、欲しい機能2つのうちの片方が殺され、はっきり言って使い物にならないツールバーになりました。
というわけで旧バージョンをググって探して入れています。Ver.4, Ver.3は以下のページからダウンロードできます(“ツールバーをダウンロード”を押すとVer.4, “以前のバージョン”を押すとVer.3)。
http://toolbar.google.com/T4/intl/ja/index_pack.html



あとから気づいたことなのですが、このままでは勝手にアップデートされ続けることになるので、その対策を以下に。最初レジストリ弄りやサービスの停止等を行いましたが、何の効力もなかったため、調査し直しました。
背景

  • Ver.4ツールバー本体は"C:\Program Files\Google"の中へ、GoogleToolbar#.dll(#は任意の数字)という形でインストールされます。"C:\Program Files\Google"の中に、特にフォルダは作りません
  • 一方、Ver.5以降はインストール時、"C:\Program Files\Google"の中に"Google Toolbar"というフォルダを作ります。このフォルダさえ作らせなければ、インストールされない・・・。

というわけで、やるべき事

  • ブラウザを閉じた状態で、"C:\Program Files\Google"の中にある"Google Toolbar"フォルダを捨てる。
  • 先ほどの"C:\Program Files\Google"の中に、"Google Toolbar"という名前のファイル(フォルダではなくファイル)を拡張子無しで作る*3,*4
  • Ver.4をインストール。

こうすると5は二度とインストールされません*5。"Google Toolbar"フォルダが作れないので。めでたしめでたし。



(2009/5/3追記)今更ながら、Googleツールバー Ver.6.1を使ってみた*6ところ、検索設定がVer.4とほぼ同様の挙動に戻っていました。自分としてはこれでOK。ようやくIE8へのアップデートも出来ます*7
ただし、Ver.6では検索履歴保存数が10件までなどの問題があります*8ので、それが気になる場合は上記方法でVer.4にしてみてください。



(2010/1/1追記)
Googleツールバー Ver.6.3でついに検索履歴保存数が無制限(?)に戻った感じです。Webページ内の文字列を反転させるだけで検索ボックスに自動的に入るようになりましたし、これは移行した方が便利かも。そろそろこの記事も賞味期限切れでしょうか?
(2010/1/24追記)
いつの間にかVer.6.4に置き換わっていました。Ver.6.3では検索履歴が多いと履歴表示のボックスがWindowsのタスクバーにかかって最初期の履歴は選べないようなことがありましたが、それは解消されているようです*9。解像度によってはまだダメみたいです。6.4の修正点ではないみたいですね。
(2010/6/18追記)
大分前に出たVer.6.5で、検索履歴のウィンドウの高さが低くなりました(25行くらいでしょうか?)。問題点の把握がしっかり出来ていて、最終的にはアップデートしてくる部分はさすがです。下に唐突に出てくる関連検索は邪魔くさいですが、ヘルプに飛ぶとこんな感じで消せることがわかります。
・・・そういえば、あるPCでは、唐突にツールバー上からのキーワード検索ができなくなる現象が発生しました。「設定」の「ツール」から「強調表示」を選択すれば直りましたが。オプション設定の組み換えでもあったのでしょうか?同じIEを使ったPCで問題ないものもあるので詳細は不明です。

*1:グレードは下がったと言っても良いのでバージョンアップ、もしくはアップデートというべきか?

*2:ブラウザの下の方に張り付いてる検索バーまでわざわざマウスを持って行かねばならないとか、あり得ないんですけど

*3:こういうファイルは何でも良いのですが、分からない人向け。フォルダ内右クリックから、「新規作成」→「テキスト ドキュメント」で"新規テキスト ドキュメント.txt"を作って、".txt"のない"Google Toolbar"に名前を変えれば簡単。拡張子が分からない人、表示されない人はここで理解してください

*4:コメント欄にありましたが、環境によっては"Google Toolbar"ファイルが消されてしまうことがあるようですので、読み取り専用属性をつけた方がよいかもしれません

*5:何しろ、Ver.5インストール用の実行ファイルを意図的に実行してもインストールできない

*6:上記対策をしていないPCで勝手に入ったものがあった

*7:しかしながら、IE8でもGoogleツールバー4使えるみたいですので、6を積極的に使う必要はないかもしれません

*8:Ver.6.2でも10件のままなので、どうやら当分この仕様のまま行くみたいです

*9:ただ、履歴表示のボックスサイズは、ウィンドウを最大化したときのサイズが前提になっているようで、ウィンドウを小さめにすると、ウィンドウからはみ出て多少みっともないですし、タスクバーより下に行って検索履歴を選べないこともありますが

2008年のまとめ

今年は派手なチャレンジはなかった*1ものの、昨年の延長線上で色々していたかと思います。
なんかちょっとゴチャゴチャしすぎて、多少弊害はあったかもしれませんが。
そんな中でも怪我しなかったから良いか。
来年も体が動く限り、「選択と集中」は行わない*2何とかやっていきたいと思います。体が保たないようならある程度やめよう。
物理的にはそろそろ引っ越しを・・・。

*1:残念なことに派手な向上も無かった

*2:放っておくと同じ事しかしないので ex. 20日連続でカルボナーラを作る