フロリナートと携帯電話

フロリナート、知っている人は知っていると思います。
下記のように、絶縁性があり、反応性が低く物質を侵さないため、液中でテレビ動かしたりPC動かしたりするデモで有名な液体です。
http://www.mmm.co.jp/emsd/product/pdt_01_02.html

  • 電気特性
    絶縁耐力2.54mmgapあたり35KV以上のすぐれた絶縁材料です。この特性を利用し、電子部品、電子回路の通電試験を液中で行うことができます。引火性がなく、ショートなどによる火災の心配もありません。
  • 熱特性
    熱特性にすぐれ、熱を迅速に伝えます。熱伝達能力は、自然対流伝熱時ではシリコン油の2倍、強制送風と比較すると5倍の値を示します。
  • 各種材料との適合性
    デリケートな電子部品、金属、プラスチック、エラストマーなどの構成材料を侵しません。長時間接触した後、液体自身も変化しません。

この液体に触れる機会がありましたので、当然、携帯電話を突っ込んで「おお、動く・・・」と感心していたまでは良かったのですが、後日、このようになりました。

バックライト部分に液体が侵入。

カメラ部分にもフロリナート滴が。
FC-40あたりだと蒸気圧も低いので、自然乾燥は望めません。気をつけましょう(笑)。