CEATEC JAPAN 2008
CEATEC JAPAN 2008に行ってきました。予備知識つけて、期待して行ったのですが、その分少し拍子抜けだったかもしれません。
ディスプレイについては真面目に回ったので、以下そのレビューです。
- 3次元立体映像技術 左目、右目の視野に明暗差があるとハレーション的な見え方になるのに違和感。解像度も落ちますし、わざわざ眼鏡かけるほどの魅力はない気も。そしてNICTの裸眼立体視技術についても同じ問題がありました。しかしVictorのなんでも3次元化する技術は違和感があり、かつ不自然でしたが、色調は自然で面白かったかも。
- 高解像度化技術 東芝も日立もソニーも同じように上手く処理していました。どこも上手くやってくれそうなのでこだわる必要はなさそうです。というわけで、Cell TVは必須ではありません。
- ワイドダイナミックレンジ技術 今回特に期待して見に行ったのですが、明るい環境で見ている限り普通のディスプレイとの違いは分かりづらかったです。正直これほど差がないとは思いませんでした。液晶にLEDエリア駆動は必須の技術だと思っていたのですが。黒一色の状態で暗室で比べれば差が出るはずなのですが、あまりそういう見せ方はしていなかった気も*1。
あくまでディスプレイについてですが、期待が大き過ぎたのか、見せ方が悪いのか、期待外れでした。
しかし、全般的には楽しめたのに、ネガティブな表現しか思いつかないのは問題ですね・・・。
*1:Victorのプロジェクターはそんな見せ方しててわかりやすかったですが