カシオのEXILIM PROは珍しく欲しいデジカメ

カシオ、フルHDや1,200fps動画の撮影が可能なEXILIM(AV Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080107/casio.htm

カシオ計算機株式会社は、民生用デジタルカメラとして世界最速という、60枚/秒の超高速連写が可能なデジタルカメラEX-F1」を3月下旬に発売する。ブランド名は「EXILIM PRO」。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13万円前後の見込み。当初月産台数は10,000台。
(中略)
また、スローモーション動画の撮影も可能。512×384ドット(300fps)、432×192ドット(600fps)、336×96ドット(1,200fps)での撮影ができ、決定的瞬間や肉眼では見えない動きも撮影可能という。同社では「今まで体験したことのない撮影ができる全く新しいジャンルのデジタルカメラ」と説明している。

公式HPはこちら
プロトタイプが発表されてから、痛烈に欲しい製品だったのでほぼコピペで。付け足すコメントなんかありません。CMOSシフト手ぶれ補正なんかも普通についていて、そんなに死角はなさそう。
記憶容量はまだ未定になっていますが、512x384, 300fpsの動画で何Kbpsくらいのビットレートになるんでしょうか。SDHC 16GBくらいあった方が良いんだろうなあ。



カシオEXILIM PRO EX-F1開発者に聞く - 超高速連写の楽しさを全てのユーザーに(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/01/07/exf1/

−−製品では「スローライブ撮影」が搭載されたということですが、これは?

中山 決定的瞬間を撮るための機能ですが、たとえば空手の達人を相手にするときに、達人が急にゆっくりになったら誰でも勝てますよね(笑)。そんな感じで、世の中がみんなゆっくりになったら何でもできるわけです。そこで“世の中を遅くする”ことを疑似的に行なうのが「スローライブ撮影」です。

小野田 やってることは「パスト連写」と同じです。シャッター半押しした時点で画像を取り込み始め、撮ったものをゆっくり再生します。その状態でシャッター全押しにしてコマを選ぶ分けですが、それを再生モードでやるんじゃなくて、撮影モードのまま、シャッターを押しているのと同じ感覚で操作できることがポイントです。

意外にここら辺の機能が便利そう。

−−最初にEX-F1開発の経緯をお願いします。

中山 (前略)元々カシオがデジタルカメラを始めたのも、銀塩からデジタルへの移行というわけでなく、“デジタルならではのおもしろいツールを作ろう”という発想で「QV-10」(1995年発売)を出しました。それから2002年に最初の「EXILIM」で薄いカード型のカメラを作りましたが、これも銀塩の置き換えというわけではない。カシオとしては一眼レフをやる気はないですが、そういったユーザー層に向けて、カシオならではの何かを提案していきたいと、デジタルでしかできないことをやっていこうと思ったわけです。そこで出てきたのが超高速連写、超高速動画の「EX-F1」のコンセプトです。

ここの部分がコンセプトとして、非常にわかりやすかったのですが、昔のQV-10みたいな、その当時特殊なカメラって言うのを、今になっても、カシオくらいしか提案してないって言うのがちょっとなあ。