細野真宏の空間図形とベクトルが面白いほどわかる本

細野真宏の空間図形とベクトルが面白いほどわかる本―《1週間集中ライブ講義》偏差値を30から70に上げる数学 (数学が面白いほどわかるシリーズ)
突然ですが、“細野真宏の空間図形とベクトルが面白いほどわかる本”です。今日本屋に行ったときに売っていなかったので気付いたのですが、もう絶版なのですね。新課程では扱わない範囲だったし、受験参考書としては、まぁ当然なのでしょう。
高校生の頃からこの本にはお世話になっていて、外積の概念とか、空間図形に関することは全てこの本で覚えました。常に手元に置いておきたい本だったのですが、人に貸すと必ずなくなるので・・・。Amazonでは古本では売っているみたいなので、結局それを注文しました。
自分がきちんと研究室行っていた頃は、タンパク質のX線構造解析をやっていたので、当然原子の座標とかを扱っていたのですが、座標変換のツールで自分の気に入ったものがないときは、この本を参考にしたりしながら、プログラミングしたりもしていました。Amazonのレビューに“数学って面白いんだって思わせてくれます。そして実用的。CGやゲームを作ってる人には特に。”って書いてありますが、全くその通りだと思います。受験とか関係なく、空間図形の入門書として、売り続けて欲しかったなぁ。
しかし、また買ったところで、もうきっと退学するし、研究もしないだろうから、使う機会もないだろうに・・・。