W64SHとBluetoothオーディオレシーバー

上のW64SHの記事の続き。ただし、こちらの内容はほぼBluetoothレシーバーのレビューです。2機種ですけど。
W64SHからと、PCのBluetoothアダプタ、Princeton PTM-UBT2および、Buffalo BSHSBD02からの接続をチェックしてます。

  • Princeton PTM-BAH2S PCのBluetoothアダプタからはA2DPで接続しても212kbpsしか出ない*1。実際、音質的にはMP3の64kbps〜80kbps程度で、高音部が四六時中キュルキュルいっており、劣化がはっきりと分かる。SCMS-T非対応だがW64SHのワンセグの音声は出る。W64SHと接続して使用中、LISMOワンセグのアプリを終了させると、接続が切れる。他のアプリで使用するときに再接続必要。不便。携帯からのYoutubeなどの音声は出ない。
  • SONY DRC-BT15P PCのBluetoothアダプタからA2DPで接続すると322kbpsでつながる。音質的にはMP3の112kbps〜128kbps程度で十分音楽を楽しめる*2。SCMS-T対応。W64SHと接続して使用中、LISMOワンセグのアプリを終了させても、接続は切れない。携帯からのYoutubeなどの音声は出ない。

結局、Youtubeニコニコ動画モバイルの音声はBluetooth経由では出ず・・・。無念。

*1:参考リンク「簡易な実装では、bitpool値に固定した値を使うものがある」という。固定値を使うこと自体はA2DP/SBCの仕様で許されているが、他の通信などで帯域があまり使えない場合に、データ転送量を小さくして対応することができない。このため、あまり高い固定値を使うことができず、「200kbps程度のビットレートになるようなパラメータが使われる」ことが多いという。

*2:自分は圧縮音源はそんなに嫌いじゃないので、評価が甘いかも。ほんの少し高音部がガヤガヤする気はしなくもないですけれど。チェックはER-4Pでやってます