靖国参拝
呆れた。もう開き直りすぎ。いつ行っても同じだから今日って言う子供じみた言動にはケチをつけないにしても、記帳は復活させているし。まぁ、今回の参拝の雰囲気だと、何をしようが公的参拝に見られたでしょうから、そこも同じって意味なんでしょうかね。
昭和天皇の発言のメモが出てきたところで、小泉首相が、“国内問題としての”靖国問題にどう対処していくのかと思ったら、結局スルー・・・。
しかし、損得の問題ではないですが、この参拝で誰が得するのか分からず戸惑います。分祀の検討をしていた遺族会も手放しで喜びはしないだろうし(一応古賀さんコメントしていたけれど)。謎です。まぁ、世の中が多少右傾化してる気もするので、そっちのほうが受けがいいのかもしれません。あと、外圧に負けなかったという姿でも表現したかったのかな?
15 火
【出演者】小林雅投手
【メディア名】おはよう日本(NHK)
【出演情報】8月15日 7:30から(1都6県と山梨、長野、新潟での放送)
故郷にまつわる夏の思い出。人生の大きな岐路になった夏の思い出について語りました。
これの放送があおりを受けて流れたのが一番腹立たしかった気もします(笑)
個人的に小泉について気に食わない部分。靖国問題に限らず。
- 公式参拝について:靖国神社に国の長が参る、そういうのは必要かもしれないのは否定しない。ただ、そういうのは天皇の仕事の範囲に入るのではないか。そして、その天皇が(昭和天皇の発言に関するメモで明らかになったとおり)靖国に参れない事情が生じていることがもはや明らかになった。その天皇を差し置いて、行く理由はない。戦没者追悼式だけで我慢しましょう*1。
- 私的参拝について:中曽根の言うとおり(この人が公式参拝し始めたんだんだからおかしな話ですが)、靖国参拝など公約にすべきものではない。私的参拝は勝手にして良いと思いますが、ああいう立場に居る人間が、公にならないように参拝するのは難しかろうと思われるので、実質参拝しないほうがいい。参拝するにしても、総理大臣として記帳なんてもってのほか*2。・・・しかし、総理になる前は参拝したことも無く、思いも理念も何もないくせに何を言っているのだか。
- 皇室に対する敬意の無さ:女系天皇を勝手に推し進めようとした所。あんなもの、民意で決めるようなものじゃない!
要は中身がないのにパフォーマンスだけで政治をやろうとしているのが腹立たしいということです。結局、世論にすり合わせておけば良いのですか、本当に信念ないですね。