東大:多比良教授らを処分へ

http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20051229k0000m040160000c.html
というか、どうなるんでしょう、これ。容易ではない実験の結果をぽんぽん出していた研究室でしたからねぇ・・・。期限を年度末までに延ばせば捏造じゃないと証明できるのでしょうか・・・。どちらにしろ、きちんとした処分をして欲しいと思います。あと、ここで取り上げられている12報の論文だけでなく、昔から怪しい、他の研究室では再現できないと噂されていたここの研究室が出した他の論文についても、この際きちっと精査すればいいと思います(やらないだろうけれど・・・)。他の科学方面の記事はスルーしておいて、この話題に関してだけなんでこだわるかというと、ちょっとだけここの研究室のテーマにかかわる仕事をしたことがあるから・・・。
お隣の国のES細胞捏造の黄禹錫教授は辞職すら許されず懲戒免職される見通し。まぁ、内容が内容だけに、当然の処分だと思いますが、ここで日本が甘い処分をしたら、国際的にも大恥じゃないかと。まぁ、捏造じゃないというのが、一番良い結果なんですが、再現を確認するのに、「十分な時間を取った」、そして「論文の再現性が認められなかった」というのが、現実なんでしょうね・・・。