安全カミソリ(T字カミソリ)レビュー

突然ですが製品レビューです。ヒマですから。ほぼ替え刃式のみに絞っていますが、大好きな安全カミソリ(T字カミソリ)についてです。シェーバーを使った事はほぼ無いですし・・・。

注意

このレビューは一部製品について、使用期間が短くテストが不完全なものになっているため、今後印象が変わったり、見逃していたポイントに気付いたら文章を差し替える可能性があります。全体の主張は恐らく変わりませんが、細部は随時変わる可能性があるのでご注意下さい。また、2006/09/01の時点でスーパー、コンビニ、ディスカウントストア、ホームセンター、ドラッグストアなど一般小売店で、そのホルダーに対応する替え刃が確認できた製品以降を掲載しています(最終更新2010/05/10)。
いうまでもないことですが、使用感などについては恐ろしいほどの主観に基づいて書いています。

1990年〜2010年発売の男性向け安全カミソリ(T字カミソリ)製品一覧およびレビュー

Gillette Sensor/SensorExcel/Sensor3

Sensorは1990年発売*1
T字カミソリ界に転換点を与えたモデル。発売当時の暮しの手帖の買物案内でも、後述のSchick FXと共に絶賛されていました。これらより前のカミソリ(2枚刃で首振り機構は既に付いてはいましたが)とこれ以降のカミソリでは全く次元が違います。
2枚刃ですが、刃に付けられたサスペンションのおかげで肌の微妙な凸凹を感知(加えてヘッドの縦振りも普通にあります)。無理なく深剃りが出来るのが特徴。カミソリ負けも少ないです。切れないカミソリを使うと、血はダラダラ出ても全然深剃りは出来ていないということがおきがち*2ですが、そのようなことは少なくともこの後のジレットとシックの製品にはありません。
最初に言ってしまうと、このモデルが有れば後はいらない気が(ヒゲが濃くない人間には)。
SensorExcelでは刃の手前側にヒゲを浮き立たせるためのマイクロフィンを搭載。個人的にはこのバージョンアップでは剃り心地は変わらないように感じますが、賛否両論有るようです。
Sensor3では3枚刃化されています。単純に今までのヘッドの上下を少しずつ広げ、そこに1枚刃を足した感じですので、刃の間隔などに変化はありません。このSensor3は使い捨て版も出ており、ジレットディスポーザブルカミソリの中で最上位モデルになっています。

Schick FX/FX PLUS/FX HYPER/FX DIA

FXは1991年発売。
ジレットのSensorの対抗馬(きっと。でもSensorに完敗した。多分)。“曲がる”2枚刃を採用したシックのカミソリ。曲がる代わりにほとんど首振りはしません。前述の暮らしの手帖記事では、ヒゲが濃い場合には微差でFXの方が剃れると判断した人もいるようです。自分が使った限りではあごの下などで曲がる2枚刃の威力を感じます。
FX PLUSでは新素材のスムーサーに。
FX DIAでは刃がダイアモンドコートされ、刃こぼれしづらくなる。
個人的にはFX DIAはとてもお気に入り。理髪店で、理容用カミソリの代わりにFX DIAを使っている理容師さんを見たことがあります。・・・ちょっとそれはどうかと思わなくもないですが(笑)。でも剃れるものは剃れるから仕方がない。

FEATHER THE GUARD/GUARD2

THE GUARDは1994年発売。
日本のフェザーが、いかにもSensor以降という感じのモダンなデザインで出したカミソリ。肌を保護するためのワイヤーが付いた2枚刃です。個人的に、この直下のシックの製品についてもそうですが、ワイヤーを張ってある製品に興味はないので*3、触ったことはないです。よって使用感などは書けません。
ただ、こういうワイヤーが付いているものは、ヒゲの濃い人が使うと、剃った毛のヌケが悪くなるため、歓迎されないようです。

GUARD2の替え刃でエフシステムに対応。MR3のホルダーで使えるようになりました(それまでのザ・ガードのホルダーでも使えます)。

Schick Protector/Protector3D/Protector3D DIA/Protector III

Protectorは1995年発売。
同じくワイヤーを使用したガード系カミソリに興味はないので触った事はないです。単純なワイヤー付き2枚刃。
恐らく、このシリーズは商業的に成功したものと思われます。FX系統が既にカタログ落ちしているのに対し、Protector系統はまだしっかりと残っていますし、後のシック製品にもこの製品の影響が見受けられます。
Protector3Dで縦振りだけではなく横振りも出来るヘッドを採用。
Protector3D DIAではFX DIAと同様に刃がダイアモンドコートされ、刃こぼれしづらくなる。
追記(2009/4)
Protector III(2009年3月発売)で3枚刃に。

KAI K-3/K-3 type SR/K-3 type GR

K-3は1998年発売。
後発の日本の老舗、貝印*4が世界初の3枚刃という特徴をひっさげて発売したもの。当時期待して使いましたが、自分の肌には合わないとしか言いようがなかったです。壮絶なカミソリ負け、その割に剃り残しが発生。仕方がなくそれを剃ろうとすると更に血が出る・・・と言う、まるで安いディスポのカミソリそのままな感じで、1回だけ使って人に譲ってしまいました。
付け加えておくと、個人的には全くダメでしたが、ヒゲがより濃い人にとっては、(皮膚の具合もあるのでしょうが)良く剃れるという評価を聞いたことがあります。実際に。
現在はK-3 type SRとK-3 type GRの2種類の替え刃があり、GRではガード用のワイヤーがついているようです。
名前の印象とは違い、K-3 INNOVATORの替え刃は使えません。別物のホルダです。

Gillette Machsyn3(Mach3)/Machsyn3 Turbo(Mach3 Turbo)/M3 Power

Machsyn3は1998年発売。
ジレットの3枚刃。この製品もSensorについで、革命的だったと言って良いと思います。
まず、3枚刃に増えていますが、3枚刃になってもSensorシリーズと同じく、ひとつひとつの刃にサスペンションが付いています。また、流行のガード用ワイヤーはこの製品には付いていません。
そのような基本設計をふまえた上で、3枚刃よりも一番インパクトがあったのは、初見ではあり得ないと思える特徴的なシルエット。慣れると、なんとなくあご下を剃るときに気持ちよさそうに見えてくるデザイン*5。しかし、この奇抜なデザインは、操作性の向上のためではありません。本当の目的は、ヘッドの支持を刃の真裏側からは行わず、刃が付いているフレームの下側部分だけからヘッドを支持し、刃の裏側に構造物を置かないようにする事で*6、ヒゲや汚れを抜けやすくするという所にあると考えられます。
そして、上記の特徴をいかんなく使った、この製品の一番のアドバンテージ。それは 1)上下の幅があるフレームに余裕を持って3枚刃を配したため、刃と刃の間がスカスカでヒゲが通りやすい、 2)ヒゲが引っかかる邪魔なワイヤーが無い、 3)前述の通り、刃の裏側にヒゲが溜まってしまうような構造物がほぼ無い、という3つの特徴により、剃ったヒゲのヌケが他の製品とは比べものにならないほど良くなっているところでしょう。ヒゲが濃い人、伸びが速い人、無精ヒゲをたくわえがちな人、刃先の衛生状態を気にする人には断然お薦め!というモデルでした。
Mach3とMach3 Turboの違いは、恐らくスムーサー成分の違い、刃のコーティングの違い、そしてマイクロフィンの違い(詳しくはここの通りです)だと思いますが、一番違うのは値段です(笑)。
M3 Powerでは振動ヘッドに。

Schick Triple Edge

Triple Edgeは2002年発売。
シックの3枚刃。きっと、FXの後継。相変わらず“曲がる”3枚刃というのが売りです(FXよりは曲がりづらいですが)。しかしFXとは少し異なり、縦の首振りが付いています。また、同じシックでもProtector系とは方向性が異なり、刃にワイヤーは付いていません。
個人的にはこのカミソリは最高峰の切れ味を持っているように感じるのですが、商業的には成功しなかったと思われます。近年のカミソリの中ではデザイン悪いですし*7、後述のQUATTRO4からはこの製品の影響が全く感じられません。
自分が使う限りでは、前述の通り最高峰の切れ味で、首振りと曲がる3枚刃の働きにより、他製品よりも剃り残しなく剃れる気がします。
実は、シックの3枚刃は使い捨ての製品として、替え刃式より先行すること2年の2000年に、EXTREME3という名前で出ています*8。こちらの方がデザインも良く、また重量も軽くて好みです。もちろん、3枚刃の並び方や首振りなどの刃の作りは、Triple Edgeとほぼ変わりません*9。シックのディスポカミソリの中では長らく最上位モデルとして君臨していました。
なお、Triple Edgeに関してはシックの見切りが早かったせいか、マイナーチェンジバージョンはないようです。ただし、初期の替え刃と現在の替え刃ではスムーサーなどの色が異なります。
追記(2008/3)
2008/3現在ではSchick Exacta3というディスポの曲がる3枚刃が入手できるようです。めでたい。

FEATHER FSYSTEM MR3/MR3 neo

FSYSTEM MR3は2002年発売。
エフシステムというマルチホルダーが特徴。FII(1986年発売)、GUARD2、MR3という3種類のエフシステム対応替え刃を使えるのが売りかも。MR3という替え刃では3枚刃化。相変わらずガードのためのワイヤー付き。ホルダーについてはとても太いグリップが印象的。ガード系と言うことで触ったことがないので、効果は分かりませんが。
追記
MR3 neoというホルダが2006/9には出ていた模様・・・。グリップは一般的なタイプに。相変わらずのガード系ですが、刃の手前側に穴の開いたローラーがつきました(ジレットのカミソリでフィンがついている部分)。どちらにしろ持っていないので剃り具合など分かりません。
追記
MR3 neo買いました。可もなく不可もなく。ローラーの効果は感じられませんでした。普通に一世代前の剃り味のような気がします。

Schick QUATTRO4/QUATTRO4 ENERGY/QUATTRO4 TITANIUM/QUATTRO4 TITANIUM(振動ヘッド)/QUATTRO4 TITANIUM REVOLUTION

QUATTRO4は2004年発売。
シックが出した世界初の4枚刃。FXやTriple Edgeの曲がる刃の路線はやめて、ワイヤー付きのプロテクター路線でインパクトある4枚刃をという構想で作られたもののように感じます。3Dの首振りは採用しませんでしたが(縦振りはします)。
4枚刃のせいか、刃と刃の間隔がとても狭いです。その上ワイヤーまで付いています。このため、ヒゲなどが大変つまりやすく、掃除もしづらいため、ヒゲが濃い人などMach3を薦めた層へは、この製品は全くお薦めできません。
個人的には剃り味自体もTriple Edgeより向上した感覚はありません。
QUATTRO4 ENERGYで振動ヘッドに。
QUATTRO4 TITANUMで刃がチタンコートされたものに。新タイプでは4枚刃の裏にキワぞり用デザインカッター付き。また、この製品には振動あり/なしのバリエーションがありますが、両方とも同じQUATTRO4 TITANUMという名前で売られています。
追記(2008/3)
QUATTRO4 TITANIUM REVOLUTION(2008年2月発売)ではホルダーの根本に電動トリマーが付きました。電動ですが、ヘッド部分は振動しません。また、電動トリマー用の替え刃はありません。

KAI K-4 TETRA/KAI RAZOR KAI4

K-4 TETRAは2004年発売。
貝印の4枚刃*10。ワイヤーはありません。人間工学に基づいて設計されたホルダーのようですが、正直な話、前時代的なデザインに感じられます。ですが、持ってみるとグリップ部分に重量感があり、他とはひと味違うので、慣れたら好きになる人はいるかもしれません。ただ、ガンダムを釣り餌にした商品展開はどうかと思います。
個人的にはK-3は最悪でした(少なくとも初代の製品は)が、K-4では普通に深剃りが利きます。ただ、カミソリ負けは相変わらず強い印象を受けました。K-3が合った人には問題ないかもしれません。また、QUATTRO4と同じく、刃の間隔が狭いため、ヒゲがつまりやすそうです。ワイヤーがない分QUATTRO4よりマシだと思いますが。
あ、あとこの製品のアドバンテージとしては、替え刃が安いというのがありますね。・・・一生かかって使い切れるか不安なほど、すでに色々な替え刃が溜まっている我が家にはどうでも良いことですが(笑)。
名前の印象とは違い、K-4 TETRA NEOの替え刃は使えません。別物のホルダです。一年以上誤認がありました。別物のホルダですが、替え刃側の対応で、K-4 TETRA NEO/K-3 INNOVATORおよびVALIOSの替え刃は使えます(K-4 TETRAの替え刃はINNOVATOR/NEO/VALIOSには使えません)。謹んでお詫び申し上げます。
追記(2010/5)
KAI RAZOR KAI4と名前が変わりました。K-3 INNOVAOR/K-4 TETRA NEO/VALIOSの替え刃が使えたのと同様に、KAI RAZORの3枚刃〜5枚刃の替え刃に対応しています。

Gillette Fusion 5+1/Fusion 5+1 POWER

Fusion 5+1/Fusion 5+1 POWERは2006年8月発売*11
ジレットとしては8年ぶりの最上位モデルの刷新。このモデルからついに5枚刃になりました*12。久々のブランニューモデルにしては刃の枚数以外にMach3からの変化は多くなく、特徴のあるシルエットもMach3から受け継いだものです。また、5枚刃になってもSensor以来使われてきたサスペンションが全ての刃に付いています。更に、ジレット製品に一貫していることだと思うのですが、横滑り対策のワイヤーもありません。
上部のトリマーはまだ使っていませんが、普通のカミソリとして使う限りは、剃り味はMach3と大きな違いはありません。このレベルになるともはや自分のヒゲの濃さでは全く差が分かりません。
ただし、5枚刃になったため、当然Mach3よりも刃の間隔は狭くなっています(ジレットのサイトによると30%ほど狭くなった模様)。刃の奥行きも合わせて狭くなったので、派手に刃の間隔がつまった印象はないです。それでも、ヒゲの濃い人がMach3と比べたときに、微妙な剃り味の違いを重視するか、ヒゲのヌケの良さを選ぶかといわれたら・・・。まぁ、上記4枚刃製品に比べると刃の間隔は十分広く*13、邪魔なワイヤーもなく、更に刃の裏側はMach3と同様にシンプルなため、洗浄は簡単で、普通の人には問題ないでしょう。
カタログには、“消費者テストの結果、主要な5項目+1項目を含む項目で、代表的な4枚刃製品より優れていると評価されました。”とありますが、Mach3と比べたらこの評価が出たかどうか。
また、個人的にはこの製品で初めて振動ヘッドを試しましたが、数回の使用では効果は分かりませんでした*14。効果を感じる人がいるから最近の製品には振動機能が付いているのでしょうが。でもQUATTRO4 TITANIUMにしてもFusion 5+1にしても、振動無しモデルを用意していると言うことは、振動が効かないと言うか、嫌いな人への選択肢も用意していると言うことでしょうか?
ああ、書き忘れていましたが、Fusion系で一番気になるのは替え刃の高価さ。8個組で2,000円台後半はちょっと。

KAI K-3 INNOVATOR/K-4 TETRA NEO/KAI RAZOR KAI4n/VALIOS/KAI RAZOR KAI5

K-3 INNOVATOR/K-4 TETRA NEOは2008年2月発売。
名前に反して(?)それまでのK-3/K-4 TETRAの替え刃は使えません(2009/4訂正: ただし、K-3 INNOVATOR/K-4 TETRA NEOの替え刃はK-4 TETRAのホルダーで使えます)*15。K-4 TETRA NEO/K-3 INNOVATOR間では同じホルダが使えるので、3枚刃と4枚刃が選べるホルダを新たに出した感じです。
以下はK-4 TETRA NEOを使った印象です。
ホルダのデザインは奇抜で無骨で重くてスマートとは言えませんが、色々考えられているようです。普通だったら刃が付いているであろう位置によく分からないバーがありますが、そこに刃を取り外すためのスイッチ、首振りを固定できるスイッチが付いています。
刃の部分は大幅にモダンになっています。K-4 TETRAでは刃の裏側がまるで解放されていなかったのですが、K-4 TETRA NEOではMach3と同じように、裏側がスカスカになっています。ただし、刃の裏側に4枚の刃にまたがる小さなプレートがあり、Mach3ほど徹底して解放されているわけではありません*16。それにしても、無駄なセイフティワイヤーもなく、洗いやすく清潔感があると思います。4枚の刃が分離せず繋がっているのは、ヒゲがあまりに濃い人には影響あるかも知れませんが、推測の域を出ません。
硬刃技術「PINK」を取り入れているせいか、切れ味も良いです。Sensor3よりは確実に剃れ、Mach3と同等レベルだと思います。
ということで、Mach3のデザインを更に珍妙にして、安くしたような商品です。個人的な印象は悪くありません。
追記(2009/4)
VALIOS(2009年2月発売)では5枚刃になりました。K-3 INNOVATOR/K-4 TETRA NEOの替え刃もVALIOSのホルダは使用でき、逆にVALIOSの替え刃はK-4 TETRA/K-3 INNOVATOR/K-4 TETRA NEOで使用できるため、この項目にまとめています。ただし、ホルダは特徴的で鼻毛もカットできる電動トリマーがつくなど面白い製品になりました。
以下VALIOSホルダを使用した感想です。
刃の見た目はK-4 TETRA NEOを単純に5枚刃にしただけ。K-4 TETRA NEOの刃の印象は悪くなかったため、期待が持てたのですが・・・。あまりにホルダが大柄で、刃の当て方が自分の持ち方には合わないのか、どうも上手く剃れません。カミソリ負けが発生しているのに剃り残しがある状態です。VALIOSの刃をK-4 TETRA NEOのホルダで使ってみたいところです*17
トリマーは面白く、特に差し替えて使える鼻毛用トリマーは、一般的な回転式鼻毛切りより細やかな操作が出来て楽しいです。ただし、モーターの焼けるにおいが多少気になります*18。また、スイッチ部分に電源ON/OFFと電池ケースOPEN/CLOSEが集約されているため、電源OFFにしようとして、勢い余って電池ケースが外れる状態になることがありました。元々生活防水レベルというのもありますが、風呂場であまり使いたい物ではありません。
追記(2010/5)
KAI RAZOR KAI5(2009年2月発売)では普通のホルダの5枚刃になりました。K-3 INNOVATOR/K-4 TETRA NEO/VALIOSのどれとも違い、何の変哲もない普通のホルダです(首振りのロック機構はありません)。普通のホルダに、最近のKAIのそれなりにモダンな刃がついているため、ある意味何の問題もなく使えます。変にこだわらなければこれで十分かも知れません。
また、K-4 TETRA NEOはKAI RAZOR KAI4nに名前が変わりました。

独断的なまとめ

正直、Gillette Sensorで十分。20年前のホルダーだろうが、それを使っていて不満がない人は買い換えなくて良いです。ジレットの公式ページにSensorExcelがある限り、替え刃も大丈夫でしょう。
Schick FX系、Triple Edgeの人もそのまま使いましょう。・・・ただし、替え刃が今でさえ見つけづらいので、ずーっと使うのは無理かも・・・。気に入っていたら替え刃は買いためておきましょう*19
上で書きましたが、ヒゲが濃い人、伸びが速い人、無精ヒゲをたくわえがちな人はMach3系統一択で。新しく出たFusion系統よりいまだに優れている気がします。ただ、Fusionも掃除がしづらいわけではないので、刃先の衛生状態だけが気になる人はMach3でもFusionでもお好みの方をどうぞ。
いうまでもないかもしれませんが、新しもの好き お金持ちには迷わずFusion。それも最近のトレンドになっている振動機能付きのFusion 5+1 POWERの方がいいかも。
コストパフォーマンスを求める人には、K-4 TETRA NEO KAI RAZOR KAI5を。ホルダが軽くなくても良くて、見た目も気にしなければ、モダンな設計でお掃除しやすく、替え刃も安めでお薦めです。プアマンズMach3と言えるかも。いくら剃れたところで、Fusionの替え刃なんか高すぎて買えません!
で・・・ワイヤーが付いているものが好きな人には何も言えません・・・。

各社リンク

*1:以下全て日本での発売時期です。海外での発売時期とは異なる場合が多々あるようです。主に公式サイトの情報をソースにしていますが、正しいとは限りません

*2:カプセルホテルなどの浴場でタダでおいてあるやつとか最悪です

*3:今まで安全カミソリを使ってきて、横滑りなどを起こしたことはないので、ワイヤーに必要性を感じないのです。そういう機能はおいておいて、深剃りだけに興味があります

*4:替え刃式自体への参入も遅く、1995年のようです。ディスポーザブル分野ではずーっとトップシェアのようですが

*5:実際の所は他の製品に比べてグリップと刃先の角度の関係はあまり変わらないのですが

*6:首振り用に中心部分にだけフレームが置かれますが

*7:高級感ゼロですね。銭湯に忘れてしまった時はあっさりと捨てられていました。そこの番頭さんによると、高そうなのは捨てないらしいのですが

*8:海外では現在、日本でいうTriple Edge自体がExtreme3(System)という名前で、ディスポのEXTREME3もそのままExtreme3(Disposable)という名前のようです

*9:なんとなくEXTREME3の方が3枚刃、曲がりやすい気もしますが

*10:3枚刃+エキストラブレードという表現をする事も多いようです

*11:一応公式には9/1発売でしょうか?

*12:ヘッド上部に、もみあげ、鼻の下、あごまわりを剃るためのトリマーが5枚刃とは別に、更に1枚付いているためか5+1という製品名です

*13:正直、他社製品とは比べものにはならないです

*14:あえて数回使った印象をいうと、振動機能をONにすると刃先が肌に密着しづらくなって、むしろ剃れなくなるような。肌にシェービングフォームを塗っている状況ではなおさら・・・

*15:最初とてつもなく勘違いしてましたが、更に勘違いがありました。

*16:何か事情があるのでしょうか

*17:互換性もあることですし

*18:そういうにおいが気にならない人にはOKです

*19:最近はExacta3をコンスタントにコンビニで見かけます。曲がる刃好きには有り難い話ですが、何となく未だにTriple Edgeの方が剃れるような気が